ヤスリは木工用や鉄工用など、種類が豊富です。対象物の断面を整えて寸法を調整する、サビ落としといった様々な用途があり、形状も平形・半丸形・丸形・角形・三角形などに分かれています。
「削る作業」を目的としているため、選ぶ際には目の種類(形状)で判断することがポイントです。
木エヤスリ
木材を削る目的で使用するヤスリで、平型を1本持っていると大抵の作業はこなせます。平型は片面が粗削り用の鬼目(粗目)をしており、もう片方は仕上げ用のシャリ目(細目)が特徴です。ただし、鬼目部分は深く削れるため、ベニヤ合板や小さい対象物の場合は「ノコヤスリ」の方が適しています。
鉄エヤスリ
金属を削る目的で使用するヤスリです。主に平形・半丸型・丸形の3種類を揃えておくと作業に困りません。対象物の種類に合わせて、目の形状を使い分けることも大切です。例えば刃が交差している「複目」は熱処理前の鉄などの研磨に適しており、ステンレスなどの場合は「トリカット」、真鍮やアルミなら「並目」と分けて選べます。扱いやすいサイズは200ミリですが、効率よく作業を進めるなら250ミリが適しています。
ダイヤモンドヤスリ
ニッケル(特殊金属)を使ったメッキ法により、表面に人工ダイヤモンドの粒を結合させたタイプのヤスリです。研磨力に優れた点が特徴として挙げられ、熱処理済みの硬鉄やガラス、セラミックなどを削る際に使用します。
バリ取り用のヤスリをお探しなら【株式会社クロダ】の取扱商品をご覧ください。
切削工具やその他加工機械などの製造販売を専門とする【株式会社クロダ】では、バリ取り用ヤスリをご用意しております。
ヤスリの種類も豊富で、「スウェードカット(刀ヤスリ)」「スクレーパーヤスリ」「ダイヤモンドラッパー」などを取り揃えております。バリ取りをはじめ目的に合わせて使い分けをするなら、ぜひ【株式会社クロダ】をご利用ください。