グラインダー用砥石の製造から販売まで行う【株式会社クロダ】では、工業用の工具も取り扱っております。企業用にグラインダー用砥石の購入をお考えでしたら、ぜひご利用ください。研磨作業に必要な資格についてもご紹介いたします。
研磨業務に関係する資格は「研削といし取替試運転作業者」と「切削工具研削技能士」の二つがあります。
まず「研削といし取替試運転作業者」を取得し、経験を積んでから「切削工具研削技能士」の取得を目指します。実務経験も含めて最短4年〜5年で「切削工具研削技能士」の1級取得が可能です。
企業での活躍を目指すなら、取得しておきたい資格です。受験する際に特別な資格や経験は不要で、18歳以上であれば講習するだけで取得できます。
資格取得後は、製造業において欠かせないグラインダー用砥石の取り替え、それに伴った試運転業務を行います。講習は1日構成が一般的ですが、場合によっては2日に分かれていることもあります。
講習内容には自由研削と機械研削があり、どちらも学科試験と実技試験を受ける必要があります。学科試験には研削機械の基礎知識や研削砥石の取り付け方、作業に関連する法律問題が出題されます。実技試験では実際に砥石の取り付けを行い、試運転まで含めて実践します。
国家資格の一つで1級と2級があります。実務経験があれば比較的安易に取得でき、取得後はボーリングカッターや丸ノコといった切削工具製造に携わることができます。
1級は実務経験を7年以上、もしくは2級合格から2年以上の実務経験があることが条件です。2級は「研削といし取替試運転作業者」の有資格者、2年以上の実務経験を持つ方が対象となります。
試験内容は研削一般・安全衛生・材料力学などの学科試験に加え、工作機械用切削工具研削作業と超硬刃物研磨作業の実技試験があります。また、実技試験中に不具合が発生した場合、原因究明ができるかも含めて判断されます。